2008年02月01日

在宅医療

在宅医療、つまり自宅や老人施設などで生活する主として寝たきりなどの通院困難な患者に対して行われる、往診や訪問診療による医療サービスが近年国の主導で推進されようとしています。
入院でなく生活の場である居宅で治療を受けたいと希望する患者にとっては、その充実は望ましいことと思われます。
ただ、国の思惑はもっぱら医療費の削減にあります。
なぜなら在宅医療のほうが入院より医療費が格段に安く済むからです。
ちなみに入院だと特に検査や治療を受けなくても、ただ寝ているだけで
病院の規模などによっても差はありますが、概ね1ヶ月で30万円ほどは掛かるのに対し、在宅だと多くは10万円までで済み、そのために国は老人の入院の多く、特に社会的入院と呼ばれる特別な治療の必要がなく長期間の居宅代わりに使われることの多い療養病床を減らそうとしています。
確かに本来専門的治療を要する患者に行われるべき入院が、必ずしもそうではない患者、厳密には患者と呼ぶのが相応しくない、いわば居宅生活不能者にも多く適応されている現実があり、問題視されてもおかしくはないとは言えます。
いずれにせよ、今後在宅医療を充実してゆく必要があるとすれば、内科の診療所が主として受け皿になると考えられ、当院も積極的に応じて行くつもりですし、できれば終末期の緩和治療にも力を注ぎたいと考えています。
posted by 院長 at 19:23| 大阪 ☀| 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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